2011年 11月 16日
やっぱりノア・レザン |
リベンジ"ノア・レザン"
前回、値段が高いという理由でカレンツをサルタナレーズンに代えてノア・レザンを焼いた。
あれ?焼き上がりから香りが違う。
何だか嫌な予感(-ω-;)ウーン
案の定味が全く違うじゃん!
レーズン変えただけなのにこんなに味が違うなんてビックリした(笑)。
まず、サルタナレーズンは甘すぎる。
カレンツの酸味がないと味が閉まらない。
だから全体的にぼやけた味になる。
すると、単純に美味しさに欠けて消費が減る( ̄▽ ̄;)
やっぱり値段じゃなく、私のノア・レザンにはカレンツじゃなきゃ決まらないね!って話になり一件落着(笑)。
今回はカレンツに戻して、なおかつ粉の配合も変えてみた。
風味の濃い粉を多目にしたらやっぱり美味しい♪
香りも味も濃くなり、フィリングに負けない生地でこの配合の方が合ってる気がする。
これからの季節乾燥しやすいので水分量も多目に仕込みます。
クラムはしっとり食べたいし、フィリングを入れると生地の水分を吸ってしまうので絶妙な生地の水分量にしないといけない。
これが結構難しい(汗)。
今回は丁度いい感じのクラムに仕上がったけど、もう少ししっとりが好みかな.
しっとりが良いからと言って水分量を増やしすぎると生地がダレて成形しずらい。
ダレた生地はホイロでもダレるから、焼成での持ち上がりにも欠ける。
美味しいパンに仕上げるには全部の行程がとても大事で、その時の気持ちもパンに出てしまう。
一から手間暇掛けて愛情たっぷりに育てたパンは、子供のように本当に可愛い(変態?(笑))
ちゃんと向き合って育てたパンは本当に美味しく仕上がる。
上手く焼けなかったパンは、きっと違うことを考えてたり、体調が悪かったり、気分が乗らなかったりと、何かと原因があるはず。
パンは正直で、その日の自分が出ます。
そう考えると神秘的だなぁ~って感じてしまう!
だから面白くて焼いちゃうんだろな~♪
by hoco39
| 2011-11-16 07:24
| ぱん